哲学 ピダハン族と幸福 ピダハン族とは、アマゾンの熱帯雨林に居住する少数民族です。狩猟採集生活を送り、外部との目立った交流はなく、現存するどの言語とも類縁関係がない独自の言語「ピダハン語」を使用しています。文化人類学者の間では「世界一幸せな民族」と言われているそう... 哲学幸福映画社会学進化論
哲学 トルストイと人間の真価 「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」「復活」等で知られるロシアの文豪トルストイは、人間の真価に関して1つの名言を残しています。世界的文豪が、人間の真価を数式で表現している点が興味深いです。 「人間の真価は分数のようなものだ。分母は自己の評価... 哲学心理学文学
バイアス 「現在バイアス」と「最遠平面」 今100万円貰える権利と、1ヶ月後に101万円貰える権利の何れかを選べるとしたら、どちらを選ぶでしょうか。恐らくは今貰う人が大宗だと思います。それでは、1年後(12ヶ月後)に100万円貰える権利と、1年1ヶ月後(13ヶ月後)に101万円貰え... バイアス哲学心理学生物科学経済
哲学 AIが変える思考と文化 私はキリスト教徒ではないですが、期せずして牧師の説教を聞いたことがあります。正直言って中身はよく分かりませんでしたが、興味が無かった訳ではありません。AIの進化により、欧州ではAI牧師が誕生したとのニュースを見ました。キリスト教だけではあり... 哲学孤独宗教幸福科学
哲学 堕落論(坂口安吾) 太宰治と並び「無頼派」と呼ばれた作家・坂口安吾の作品に『堕落論』『続堕落論』があります。太平洋戦争敗戦直後、未曾有の国土荒廃と既存の価値観の崩壊に直面していた日本に衝撃を与えたとされる作品です。作品のなかで「生きよ、堕ちよ」と説き、「堕落」... 哲学孤独幸福文学
哲学 人間とは何か? (マーク・トウェイン) 「人間とは何か?」は、「トム・ソーヤーの冒険」で有名なアメリカの文豪マーク・トウェインが、死の四年前に匿名で遣した作品です。「トム・ソーヤーの冒険」と同じ作者の作品とは思えない衝撃の内容でした。冒頭から「人間とは機械である」というぶっ飛んだ... 哲学幸福文学
バイアス タイポグリセミアとエレクトロハーモニクス 例えば「はめじしまて」という文字列を見た場合、 多くの人は「はじめまして」と認識します。我々の脳は、中間の文字が若干入れ替わっていても、単語の最初と最後の文字が正しい位置にある場合には、正しい単語として認識する傾向があります。どうしてこんな... バイアス哲学心理学科学
哲学 性善説・性悪説・性弱説 最近、会社で「性弱説」という言葉を聞くことが多くなりました。定義についてはいろいろと云われていますが、大雑把に纏めると「人間の基本的な性質は善であるが、脆く弱い存在でもあり、状況によっては悪いことをしてしまう」ということかと思います。孟子の... 哲学心理学歴史進化論
哲学 純粋持続と自由(ベルクソン) 若い頃は時間が無限にあるように感じて、随分と怠惰に過ごしていたような気もします。半世紀以上も生きてくると、ふとした時に時間とは一体何なのかについて考える場面が増えてきたように思います。病気や老いや死というものをリアルに感じるようになったから... 哲学幸福心理学
哲学 四十八茶百鼠と差異 「四十八茶百鼠」とは、江戸時代に沢山の茶色や鼠色が存在したことを表す言葉です。四十八や百というのは種類が多いことを形容する表現であり、実際には更に多くの種類の茶色や鼠色が存在したと云われています。一般的には茶色も鼠色も明度が低く、彩度も低い... 哲学歴史社会学