バイアス

バイアス

「現在バイアス」と「最遠平面」

今100万円貰える権利と、1ヶ月後に101万円貰える権利の何れかを選べるとしたら、どちらを選ぶでしょうか。恐らくは今貰う人が大宗だと思います。それでは、1年後(12ヶ月後)に100万円貰える権利と、1年1ヶ月後(13ヶ月後)に101万円貰え...
バイアス

電車の端の席に座る

電車に乗った際、通常のロングシートは7人掛けですが、端の席に座る人が多いと思います。また、端の席が空くと、他人を押しのけてでも猛ダッシュで端の席を取りにくる人もいます。私も空いていれば、端の席を選ぶことが多いですが、何故でしょうか?偶に思う...
バイアス

「空気」なるものと日本人

日本では日常的に「空気を読め」と言われます。外国人と違ってはっきり言わない国民性もあるので、「空気」を読み違えて辛い目にあうことも頻繁にあります。「空気」と言えば、1977年に発表された山本七平の『「空気」の研究』が有名ですが、このなかで、...
バイアス

タイポグリセミアとエレクトロハーモニクス

例えば「はめじしまて」という文字列を見た場合、 多くの人は「はじめまして」と認識します。我々の脳は、中間の文字が若干入れ替わっていても、単語の最初と最後の文字が正しい位置にある場合には、正しい単語として認識する傾向があります。どうしてこんな...
バイアス

「ヨナ・コンプレックス」と幸福感の射程

人間の欲求は、生理的欲求・安全の欲求・社会的欲求・承認欲求・自己実現の欲求の5階層に分けられるという、有名な欲求5段階説を唱えた心理学者のマズローですが、「ヨナ・コンプレックス」という興味深い概念も提唱しています。「ヨナ・コンプレックス」と...
バイアス

フレーミング効果と幸福感

仮に病気や怪我の為に手術を受けなければならないとします。その際に医師から「生存率80%」と言われるのと、「死亡率20%」と言われるのでは患者の受け止め方は相当異なるでしょうし、手術を受けるかどうかの判断にも大きく影響すると思います。然しなが...
バイアス

アロンソンの不貞の法則

「アロンソンの不貞の法則」とは、アメリカの社会心理学者エリオット・アロンソンが考案した法則で、親しい人に褒められるよりも、新しく出会った人や、親しくない人から褒められる方が人の心に響きやすいという法則のことです。親兄弟の様な親しい人から褒め...
バイアス

「根本的な帰属の誤り」とハリポタのマルフォイ

「根本的な帰属の誤り」とは、認知バイアスの一種で、人々が他者の行動を説明する際に、その人の性格や意図などの内的要因を過剰に重視し、状況や外的要因を軽視する傾向を指します。具体例を挙げると以下があります。遅刻:人が遅刻したとき、その人の怠惰な...
バイアス

お前だって論法

「お前だって論法」は、相手の主張や批判に対して、相手自身が同じような行動をとっていることを指摘することで、その批判を無効にしようとする論法です。例えば以下の通りです。A:「最近、あなたは遅刻ばかりしているよね。」B:「そっちだって、先週遅刻...
バイアス

ギャンブラーの誤謬

競馬や競輪やパチンコ、ギャンブルにもいろいろありますが、何回も負けているのに「そろそろ勝ちそうな気がする」といってギャンブルにのめり込む人がいます。また神社のおみくじで、何回も連続して大凶が出ると、次回こそは大吉が出ると思ってしまうこともあ...